2018/03/24 12:00

いよいよ春本番です!マルフクの工場前に広がる東シナ海も春の波が立ち、漁港でも春の魚が揚がるようになってまいりました。
そこで今回は春魚・・・といきたいところですが、今年の春は是非とも食していただきたいマルフクの『干あおさ』をご紹介します。

 

アオサといえば三重県の伊勢志摩産が有名ですが、実は九州の東シナ海沿岸でも養殖が盛んで、良質の海苔や海藻が育つ隠れた穴場です。マルフクの『干あおさ』はその中でも、美しい山と海に囲まれた栄養豊かな鹿児島県出水郡長島町の海で育ち、1〜3月に競りに出される新物のうち最高ランク1等級のアオサのみを、色艶・風味にこだわり干し上げた希少な商品です。

 

近年の気象変化で年々漁獲量が減り、市場価格は高騰の一途をたどるアオサですが、今年は「アオサの当たり年」といっても過言ではありません!その理由は、昨年から今年にかけて私たちを凍えさせた記録的な大寒波にあります。
食用のアオサとなるヒトエグサは、10〜12月にかけての寒の入り具合で新物の良し悪しが決まるとされ、今年は例年にない寒さのおかげで、色良し・艶良し・香良しの三拍子が揃う出来栄えとなりました。

 

そんな今春一押しの『干あおさ』ですが、美味しい食べ方の代表といえば「アオサのお吸い物」。
マルフクが4代にわたり干物屋を営んできた鹿児島・阿久根の地では、昔から春が来れば「アオサのお吸い物」が食卓に上るものでした。

 

作り方は短時間でとっても簡単です。
①沸騰した出し汁に醤油少々、②豆腐等の具材を適量入れひと煮たち後、③水戻しした『干あおさ』を入れるだけで、磯の香り広がる「アオサのお吸い物」が味わえます。その他、和え物や天ぷらにしても美味しくいただけます(作り方はBlog:③COOKSにて後日紹介予定)。

 

お一人暮らしからご家族まで、簡単・手早く・手間いらず、何かと忙しない日々が続く春におすすめの商品です。
マルフクの『干あおさ』でホッと一息、春海の恵みをご堪能ください!